2月1日のデート

逢う前の日、恒例のメールのやりとり。

「明日どうしようか？どっか行きたいとこある？」
「ん〜〜〜」

いつも決めるのが大変（笑）

今回はすばるが「ゲーセン」と言い出したから
「いいよ。でも私の買い物にも付き合ってくれる？
　兄さんの誕生日だからケーキとか食料品買いたいの」と私。
「いいよ〜！どこでも付き合っちゃうよ〜」と返事がきた。

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2月1日。
迎えに来てくれて、お昼を食べてゲーセンへ。

ゲーセン行っても、私は見てるだけなんだけどね。
どうも・・何度行ってもゲームしようとは思わないのよね〜。

でもすばるがやってるのを横で見てるのはキライじゃない。

それから買い物に行ったんだけど・・
道を間違えて、細い道に入ってしまった。

すばるは細い道が苦手。その上、対向車が多くて
嫌だったんだと思う。
イライラしはじめた、すばる。

やっとスーパーに着いて車を止めた。
そしてすばるは言った。

「動きたくないな・・」と。

私は「じゃあ、車にいる？私行ってくるから」

もちろん『行くよ』と言ってくれると思ってた。
でもすばるは「そうする」と少しイライラした口調で言った。

マジでムッときた！
私は無言で車を降り、振り返ることもなく
早足でスーパーに向かった。

『すばるときたのに何で私一人で買い物してるの？』

悔しさと悲しさで涙が出そうになった。

サッサと買い物を済ませ車に戻った。
車に乗り込んだ私にすばるは「ごめん・・」と謝った。

あの後、すぐ私を追ったらしい。
でもスーパーの中で私を見つけることができなかったと
言ってた。

そしてすばるは平謝り。
私は許した。。